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よくある質問

菌状息肉症の患者さんはどのくらいいますか?
菌状息肉症患者は日本国内に1,000人くらいおられ,毎年新たに170人程発症しています。
どの診療科を受診すればいいですか?
皮膚科への受診をお勧めします。皮膚症状などを診察した後、必要な検査を行い、適切な治療を行います。症状によっては、放射線科や血液腫瘍科など他の科と連携して治療を行う場合もあります。
治る病気ですか?
完全に治ることは難しいですが,多くの場合は生命にまで関わることはないと言われています。一部の患者さんは十年以上かけて進行しますが,進行しない人も多くいます。
病気の進行はどのような症状で分かりますか?
リンパ節の部位皮膚に新しい発疹が出たり,首,腋,股に「しこり(リンパ節)」を触れたりする場合は注意が必要です。皮膚生検や血液検査を行ったほうがよいこともありますので,主治医に相談してください。
他人に感染する病気ですか?
家族や他人に感染する恐れはないとされています。
治療中の妊娠、出産に問題はありませんか?
治療薬の一部は卵子や精子に影響があり、催奇形性や無精子症といった副作用があります。妊娠を希望される場合、事前に主治医に相談してください。自費で卵子や精子の凍結保存をすることもあります。
子供に遺伝しますか?
菌状息肉症の原因は判明していませんが,親子例はほとんどなく,遺伝性はないと考えられています。
アトピー性皮膚炎といわれて治療をしていますが,少しもよくなりません。菌状息肉症でしょうか?
多くの場合,アトピー性皮膚炎と菌状息肉症の区別は容易ですが,時に判断が難しいこともあります。治りやすさだけで判断することはできませんので,不安な方は主治医に,皮膚の検査や専門医の紹介などを相談してください。
皮膚症状が悪化してきた場合、処方された薬を継続して塗ればよいですか?
菌状息肉症の経過中に、伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん;細菌感染症)、白癬(はくせん;水虫)、ヘルペス感染症といった別の病気が合併することがあります。いつもの症状と違うと感じたら、受診予約を早めてでも主治医に相談することをお勧めします。
普段の生活で気を付けることはありますか?
日常の生活は普段通りに過ごしていただいて問題ありません。徹夜などの不規則な生活や偏った食事をすることによって免疫力が落ちると,病気が悪化する場合があります。ストレスを溜めないように気分転換を心がけたり,疲れすぎたりしないように注意してください。
お酒は飲んでもいいでしょうか?
適量であれば問題ありませんが,飲み過ぎは肝臓に悪影響を及ぼしますので注意してください。一部の治療は肝障害のある人には使えないので主治医に相談してください。
健康食品は摂取しても問題ないですか?
病気に影響を与えることが証明された健康食品はありません。ただし,一部の健康食品は検査データに影響を与える可能性がありますので,主治医に何を摂取しているか伝えてください。
日光浴は問題ないのでしょうか?
紫外線は菌状息肉症の治療として用いられることも多く,日光浴自体は問題ありません。しかし紫外線治療をやっている場合,逆に当たりすぎになってしまうかもしれませんので,施設で当てている間は無理をして日光に当たる必要はありません。
温泉に入っても問題ないでしょうか?
硫黄系の温泉は皮膚が乾燥しますのであまりお勧めしませんが,温泉に入ることは問題ありません。
治療や検査は仕事に影響ありませんか?
治療や検査の内容,頻度は病状によって異なります。ステロイド外用薬の処方や紫外線療法はご自宅の近くで行い,専門的な治療や全体の治療方針の決定のために定期的に専門家を受診することも可能ですので,主治医に相談してください。
紫外線療法によって,日焼けしたり,ほくろやシミが増えたりしますか?
紫外線の影響で,日焼けをしたり,ほくろやシミが増えたりすることがあります。また,紫外線による発がんのリスクもあります。紫外線照射量は主治医が管理しますので,自分の判断で必要以上に日光に当たらないようにしてください。
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